これから初めてパーマをかけるという人はいませんか?パーマは髪の毛に大きな負担をかけがちです。このため、施術後のお手入れをいい加減にしているとダメージヘアになってしまう恐れがあります。ダメージレスで健やかな髪の毛を維持するために、日頃どのようなことに注意すればいいかまとめました。
シャンプーが重要
ヘアケアの基本はシャンプーです。汚れを除去してきれいな状態が保てるからです。しかしパーマをかけた当日のシャンプーは控えてください。パーマは専用の薬剤を使用するのですが、このパーマ剤がまだ髪の毛に定着していないからです。ダメージヘアになってカールがきれいにまとまらない、羽が出てしまってスタイリングができなくなる恐れがあるからです。パーマ直後の髪の毛は大変デリケートな状態であるということを頭に入れておきましょう。
パーマをかけたらシャンプーを見直したほうがいいです。市販のものだと洗浄力が強すぎて、髪の毛にかかる負担が大きくなりがちだからです。髪の毛に優しい成分の配合されているものに切り替えましょう。また洗髪のやり方も髪の毛に気を使ったスタイルをマスターしましょう。まず髪の毛をしっかり濡らすこと、お湯は37~38度程度のぬるめのお湯をかけてあげることです。またシャンプーはいったん手に取手十分泡立ててから髪の毛に載せましょう。ゴシゴシ洗って髪の毛同士を摩擦させると、これでもダメージを受けてしまうからです。またすすぎには十分時間をかけましょう。洗い残しのないようにいつも以上にていねいにすすぎをすることです。
すぐにドライヤーで乾かす
お風呂上りはすぐにドライヤーをかけることです。濡れた状態でしばらく放置していると、せっかくかけたパーマが落ちてしまうかもしれないからです。髪の毛は水を含むと通常よりも重たくなります。重力に引っ張られる格好になるので、カールをかけても伸びてしまうわけです。
ドライヤーによる乾かし方のポイントは、パーマに合わせることです。パーマといってもいろいろなスタイルがあるので、それに合わせた乾かし方をするときれいな仕上がりになります。ボリュームアップしているのであれば、髪の毛をふわっとさせるようなイメージで乾かしましょう。流すスタイルであれば、髪の毛の流れを意識して乾かすことです。この時洗い流さないトリートメントをつけて乾かすのがおすすめです。髪の毛をコーティングしてくれるので、外部の刺激から保護できます。
スタイリングの方法
次にスタイリングをどうするかという問題が出てくるでしょう。はじめてパーマにする人は、寝起きは爆発ヘアのようになって大変そうというイメージを持っているかもしれません。しかしパーマにした後、今までと比較してお手入れは簡単だと実感するでしょう。一見ぼさぼさになって大変そうな寝癖も、髪の毛を濡らせば結構まとまるものです。パーマヘアは水に塗らせることで、簡単に復活するからです。シャワーする時間がなければ、霧吹きで髪の毛に水を吹きかけるといいでしょう。
パーマの感じを引き立てたければ、髪の毛を濡らして乾かすことなくスタイリング剤を付けましょう。そしてドライヤーで乾かします。するとカールもきれいに仕上がりますし、髪の毛のパサつきも気にならずに済むでしょう。最初の段階では、それほどハードなスタイリング剤を使用する必要はないです。ヘアクリームのようなテクスチャが柔らかめのものの方が相性もいいです。そして時間が経過したら少しハード目のものを使用しましょう。時間が経過するとパーマも伸びて、少し髪型が乱れます。そこで硬めのワックスなどを使ってしっかりまとめると、出来立てのようなきれいなカールにまとまります。
ムースを使用する方法も
パーマを希望する人の中には、ウェット系の仕上がりがいいという方も多いでしょう。その場合スタイリングする際には、ムースを使用するのがおすすめです。ムースで髪の毛をまとめると、しっとりをした濡れ髪系の仕上がりになります。しかもワックスのようにしっかり固めないので、柔らかな印象を与えられます。ゆるふわ系のパーマを希望しているのであれば、ムースを活用するといいでしょう。ナチュラルでなおかつエアリーな仕上がりにまとめられるようなアイテムも出てきています。
まとめ
パーマをかけることで、大幅なイメチェンができます。しかしパーマをかけた髪の毛はナイーブです。今まで以上に優しく丁寧にヘアケアをする必要があります。でないとせっかくきれいに仕上げた髪の毛もぐちゃぐちゃになりかねません。当店では各種パーマのコースを用意しております。毛先だけカールをかけたい、長期間パーマを持続させたい、メンズをはじめとしたショートカットの方向けなど多様なメニューを用意しております。普段のお手入れ方法についてもアドバイスさせていただきますので、パーマをかけることに興味のある方は当店に一度お立ち寄りください。