ヘアカラーの後にちゃんとジアミン除去してる? カラー後のヘアケアに大切なこと

 

みなさんはヘアカラーをするときにどうやって髪が染まっていくのか知っていますか?

ヘアサロンで好みの色を伝えると、素早く調合して思い通りの色に変えてくれますよね。

実はこのヘアカラー剤には、アレルギーを発症する危険性があることをご存知ですか。

今回は髪と頭皮にジアミンを蓄積させない「ジアミン除去」についてご紹介します。

 

ヘアカラーをすると髪の調子が悪い

ヘアカラーで髪色が変わるのは嬉しいですが、施術中の不快感や施術後の髪の調子が気になることはありませんか。

 

頭皮の痒みが気になる

ヘアカラーの施術中に頭皮がピリピリと痒くなったり、部分的に痛みを感じることがあります。

我慢できないほどの症状ではない限りほとんどの人が我慢してしまうことが多く、担当美容師に告げずに我慢してやり過ごしてしまうことが多いですよね。

この症状がヘアカラーの薬剤による一時的な刺激だけなら、経過を見ていても問題ないことも多いですが、もしかしたらアレルギーを発症しているかもしれないため注意が必要です。

 

ヘアダメージでパサつく

ヘアカラーをして数日は気にならなくても、数週間経つと髪がパサついたり枝毛が目立ってくることがあります。

髪がダメージを受けてパサついてくると、せっかくのヘアカラーの色が早く抜けてしまったり色褪せやすくなってしまいます。

 

ジアミンが原因かも!?

「ジアミンアレルギー」って知っていますか。

今までアレルギーに無縁だった人もなる可能性があります。

 

ジアミンアレルギーとは?

ジアミンとはヘアカラーに使われる薬剤に配合される「パラフェニレンジアミン」という成分で、髪を染めるためには不可欠な酸化染料です。

この酸化染料によるアレルギー性接触皮膚炎が起こると、接触している頭皮の部分に痒みや痛みを引き起こします。

シャンプーで洗い流すことによって症状が治まるようであれば、刺激による一時的な接触皮膚炎である可能性もありますが、何日にも渡って症状が続いたり悪化するようであれば医療機関にかかる必要があります。

ジアミンアレルギーは酷くなるとアナフィラキシーショックを起こす危険性があるので、アレルギーの疑いがあるときは迷わず医療機関に相談しましょう。

 

頭皮に蓄積されると?

ジアミンによる髪のダメージがどうしても気になる時は、枝毛など部分的にカットをすることで解決することもありますが、頭皮はそうはいきません。

頭皮は一度受けてしまったダメージは蓄積され続けてしまうため、ジアミンなどの薬剤の影響が将来の髪にも出てしまいます。

とくに年齢を重ねて髪が細くなってきたり、ハリやコシのなくなってきた髪の老化やダメージをさらに加速させてしまうことになりかねません。

 

ジアミンを髪や頭皮に蓄積させないために

ジアミンの影響を髪や頭皮に与えないために、今日からできることをしていきましょう。

 

ノンジアミンヘアカラーのメリット・デメリット

多くのヘアカラーにジアミンは含まれていますが、ノンジアミンヘアカラーも存在します。

ノンジアミンヘアカラーを使用すれば、ジアミンアレルギーを発症した人でも安全に使用することができるのです。

しかも、頭皮や髪に優しい成分を使用しているため、ダメージによるパサつきやまとまりにくさが抑えられるメリットがあります。

しかし、ノンジアミンヘアカラーは、ジアミンである酸化染料を使用しない代わりに髪の外側をコーティングする方法で髪の色を変えるため、通常のヘアカラーよりも色持ちが短くなったり、色のバリエーションが少なくなることもあります。

また、ノンジアミンである代わりに使っている他の薬剤によって、何らかの刺激やアレルギーを発症する可能性もありますので、初めて使用するときは注意が必要です。

 

ジアミンを残さない技術

今までヘアカラーを繰り返していてもジアミンアレルギーを発症していなかったという人の中でも、加齢によるホルモンバランスの変化や体調によって突然発症することもあります。

しかも、ジアミンアレルギーは一度発症すると、治ることはありません。

今までのヘアカラーを続けるためには、なるべくジアミンを髪や頭皮に残さないことが大切です。

ヘアサロンによってはヘアカラーによるジアミンを取り除く方法やなるべく頭皮にヘアカラーを付けずに塗布する方法などがありますので、気になる人は担当美容師に相談してみましょう。

 

「ジアミン除去」でいつものヘアカラーを続けられる

「ジアミン除去」をすることで、好きなヘアカラーを安心して続けることができますよ。

 

ジアミン除去とは?

髪や頭皮のデトックスをすることで、ヘアカラー後に残留しがちなジアミンを除去することができます。

ジアミンはヘアカラーをする度に蓄積されていくため、施術当日に気にならなかったとしても数週間経った頃から徐々にまとまりにくさや頭皮環境の悪化が目立つようになります。

頭皮と髪に有害なジアミンを取り除くことで、ヘアカラー後の髪のパサつきや退色を防ぐことができます。

さらに頭皮の細胞への悪影響を防くことができるため、これから生えてくる髪が健やかに成長するようになります。

 

ジアミンを除去してもきちんと染まるのは何故?

ジアミン除去のメニューをご紹介しましたが、「ヘアカラーに不可欠なジアミンを除去しも、髪はちゃんと染まるの?」と思ってしまいますよね。

J.BLOODでは、いつも通りのヘアカラーをして髪がきちんと染まったことを確認してから、髪や頭皮に残っているジアミンを取り除くので、ヘアカラーの効果に影響はありません。

いつものヘアカラーをいつも通り染めながら、ジアミンもしっかり取り除くことができるのであれば一番良い方法だと思います。

さらに、ジアミン除去はヘアカラー後の5分ほどで完了するので、カラーメニューに追加しても時間が沢山かかりません。

 

まとめ

ジアミンの影響について知ってしまうと、今まで使用していたヘアカラーが不安になってしまうかもしれませんが、ジアミンを髪や頭皮に残さなければ心配ありません。

いつまでも健康で美しい髪であり続けるために、ヘアカラーと一緒に「ジアミン除去」をぜひお試しください。